2023年2月17日金曜日

コーヒーブレイク 第37回 気球に乗りました。

 このコーナーは赤木院長の個人的な趣味を綴ったものです。下手な文章にはご容赦。

 みなさん気球に乗ったことはありますか。なかなかそんな機会はないと思いますが,私はこの前気球に乗る体験をしました。

まずは気球を浮かばせるための準備です。球皮と呼ばれる風船の部分に液体プロパンを強制的に気化させたガスを入れて,さらにバーナーで燃やして強力な浮力を生じさせます。このバーナーの炎は家庭用コンロの1000倍の火力のようです。ほらだんだん風船が膨らんできたでしょう(図)。



バスケットと呼ばれるゴンドラの部分に乗り込みます。下手すると浮いてしまうので,前に乗っていた人たちが下りると交代ですぐ乗り込まなくてはいけません。

この気球に乗るのは天気に大きく左右されます。風や雨が強いとあっさり飛行中止になるようです。

さあ浮かびました。こうやって上から下を撮影すると車がミニカーみたいに見えて楽しいですよ。まあめったにできない経験でした。



 

皮膚疾患マメ講座 第37回 ウオノメ装具

 

このコーナーは皮膚病診療について独自の視点で解説します。


前回の続きです。ウオノメと呼ばれる「歩くと痛い」鶏眼,タコと呼ばれる「かっこ悪い」胼胝腫。当院に来院されてカミソリで削る処置で治療するのですが,仕事が忙しかったり遠方だったりすぐに受診できるとはかぎりません。また一旦削っても,時間が経てばまた出てきます。

そこで私の考案したウオノメ装具を図で見せます。装具と言っても私が作るわけではなく自作してもらわなければなりません。しかしその方がピッタリのサイズで作れます。

材料は段ボール,ガーゼ,テーピングテープなどこれもご自身の好みで選んでもらっていいかと思います。高価なものではないので何度でも作り直せます。うまく作れば再利用も可能でしょう。工夫してみてください。


     図が写真からしか取れなくて見苦しくてすみません。