このコーナーは赤木院長の個人的な趣味を綴ったものです。下手な文章にはご容赦。
先日の話ですがコロナワクチンの大型接種会場へ出務してきました。私を含め2人の医師で500名の接種者の予診票をチェックし,6人の看護婦さんでワクチン注射の作成,注射をするようになります。そして接種された方はアナフィラキシーとかが起きないか約15分別室で待機して問題なければ帰宅してもらうようになります。
今回のコロナワクチンは-60~90℃とかで保存,輸送の必要があり,1バイアルでも無駄にしないよう気をつけないといけないのでクリニックで導入するのはかなり面倒で難しいのです。インフルエンザワクチンで慣れているはずの内科医院でさえ導入を断念したところもあります。
しかし大型会場では医師は医師の役割を,事務員は事務員の役割を,ワクチンに対する保険や運送などはそれぞれの専門家にその役割を任せられるので,安心して自分の仕事に専念することができました。私は277名の接種希望者の予診をチェックし,副作用の可能性など説明するところは説明し,体調の悪い方には本日のところは接種を見送るように段取りをしました。めったにない事ですがワクチンによるアナフィラキシーの可能性もあるので心の準備もしていたのですが,幸いにもそのような方は現れませんでした。
一皮膚科開業医ではありますが,コロナ禍の世間に対してわずかにでも貢献できたことに喜びを感じています。
なお当院の看護婦である住所さんと山本さんも,赤木とは別の日ではありますがワクチン接種の看護婦として出務していたことも伝えておきます。
新型コロナ感染症が一日も早く終息することを祈念しております。