2017年10月23日月曜日

コーヒーブレイク 第16回 皮膚科学の啓蒙活動


このコーナーは赤木院長の個人的な趣味を綴ったものです。下手な文章にはご容赦。

 

赤木は元々島根大学の皮膚科講師だったので教育活動には熱心な方だと自負しています。患者様にも皮膚病について理解してもらおうと考えているのですが,さらに研修医や一般市民の方など患者様以外の方にも皮膚科の知識を持ってもらおうと教育活動を積極的に行っています。


1)          皮膚科研修医へ顕微鏡検査の指導

 関西真菌懇談会主催の勉強会。皮膚科なりたての新人さんに白癬菌を調べるための顕微鏡検査の指導をします。主任指導員である天理よろづ相談所病院の田邉洋先生の講義ののち顕微鏡実習が実施され,その際実習指導員として手とり足とり教えます。


2)          姫路初期研修医へ皮膚病診療見学

姫路市で初期研修している医師の卵の方々へ当院の診療の見学をしてもらい,皮膚科学について知ってもらいます。年に1回くらいあります。患者様にも協力して頂いています。


3)          姫路生涯大学で講義

 生涯大学とは高齢のため社会の一線から退いたけれど勉強がしたいという方々の学校です。年に一度皮膚科の講義を行っていますが皆様とても熱心に聴講されています。生涯大学の場所が車で片道30分もかかる上に昼休み内に終わらせないといけないので,講義の日はとてもハードです。


4)          兵庫県養護教員の皮膚疾患セミナー

 夏に神戸で講演を行います。養護教員さんとはいわゆる学校の保健の先生です。兵庫県のあちこちから集まってこられるので身が引き締まる思いです。めったに当番にならないはずなのですが何故か2年に1回くらい依頼されます。

 

 こうした活動は当院患者様に負担や迷惑をおかけすることもあります。しかし皮膚科学というのは一般の方にまだまだなじみが薄く,また後進を育成していかなければなりません。非常に有益かつ社会に貢献していることだと私は考えているので何卒ご協力お願い申し上げます。