2018年1月30日火曜日

第17回 ルーク・スカイウォーカーは死なず


このコーナーは赤木院長の個人的な趣味を綴ったものです。下手な文章にはご容赦。



今回は映画の話です。

皆さん現在「スターウォーズ」の最新作「最後のジェダイ」が公開されていることをご存知ですか?赤木は熱狂的なファンというわけではないのですが2年に1回くらいのサイクルで公開されるので毎回映画館で見ています。もちろん面白いのですが詳しく内容を話してみろといわれると理解していないところも多いです。今回は8作目つまりスターウォーズ8なのですが,これまでの全映画の中で最も観客数が多かったのが前作のスターウォーズ7と聞くと驚いてしまいます。


ところでこのスターウォーズシリーズの最初の3部作の主人公がルーク・スカイウォーカーだったことを覚えておられますか?私と同世代の方は知っているかもしれませんが最近の人はどうでしょうか?あまり目立たない存在だった気がします。スターウォーズといえば真っ先に思い浮かぶのはダースベーダーです。その他ヨーダとかR2-D2C3POのような非人間的なキャラクターが思い浮かび,人間キャラクターはハリソン・フォード演じるハン・ソロが格好良かったことを覚えています。


 でも今回の映画ではルークが最高に良かったです。何が良かったかというと,とても弱くて情けない一面をさらけ出している部分が人間味あふれてて,さらにそれを乗り越えて再びヒーローとして悪と戦う場面がとても格好良かったです。


 最初の3部作の中で宇宙で一番くらいのヒーローになったはずのルークが,父親アナキン・スカイウォーカーや師匠オビ=ワン・ケノービがおかした大きな過ちをまたまたやってしまうのです。「やってもうた。」関西弁風に言うとそんな感じになってしまったルークは,ヒーローらしからぬ情けない行動に出ます。そう逃亡するのです。宇宙で一番見つかりにくい惑星に逃げ延びて誰にも知られないようにひっそり隠れ暮らすのです。そして師匠のヨーダに「バカモノ。」と怒られ,杖で頭をポカポカ叩かれるのです。

こんなみじめな姿をさらすルーク・スカイウォーカーですが,物語の後半にはとてつもない活躍を見せます。どれくらいすごいかというと今まで見た映画の中のキャラクターの中で最強です。スーパーマンもターミネーターも真っ青。

 これから映画を見る方におすすめするのですが,ルーク・スカイウォーカーの「素晴らしい。お前の答えは全て間違っている。」という皮肉たっぷりなセリフと(ルークって皮肉屋だったんですね。これもびっくり)肩のほこりをポンポンと払う仕草を是非ともチェックしてください。