2022年11月30日水曜日

皮膚疾患マメ講座 第36回 ウオノメ、タコの予防体操

 

このコーナーは皮膚病診療について独自の視点で解説します。

一般にウオノメと呼ばれる「歩くと痛い」鶏眼,タコと呼ばれる「かっこ悪い」胼胝腫。これらは外から刺激があって出来ると言われていますが,実際は長い年月歩行することにより足の骨の変形が起こって足の内側から骨による刺激を受けて出来ることが多いと感じています。

そこで私の考案した簡単な予防体操を写真で見せます。

指を拡げる



普段反り返っている足の
指先を下に向ける

 やり過ぎて足がつる時があります。注意してください。

 他にも足の親指の変形には,整形外科の先生が提唱するように,左右の足の親指に輪ゴムをかけて引っ張るのを130回するというのもあります。