このコーナーは赤木院長の個人的な趣味を綴ったものです。下手な文章にはご容赦。
マラソン大会といっても本当に42㎞走るわけではありません。私が参加するのは10㎞の部です。数年前から健康のためにランニングをはじめ,目標をつくるためにマラソン大会に参加するようになりました。
飾磨東部の開業医さんで私と同様に10㎞ランを趣味とした先生方と一緒に毎年宍粟市さつきマラソン大会に参加しています。
元々走るのは苦手だったので,タイムは気にせず完走することを目的としていました。大会参加を始めた当初は,途中から歩いていたので完走してもタイムは1時間40分くらいかかっていたのですが,練習を積み重ねていくと徐々にペースがアップして最近では1時間を切るようになりました。速い人から見ると平凡な記録でしょうが,ライバルはあくまで自分自身。記録が塗り替えられるのは非常に誇らしく思えます。
このように書いていくと,マラソンというのは自分との戦いだから「根性で走れ!」といった根性論を想像されるかもしれませんがそうではありません。もちろん日々の練習(私は週に1~2回ジムに通っています。)も大事ですが,ちょっとした工夫が大きく役立ちましたのでご紹介します。
① ストップウォッチを見ながら走る。
ストップウォッチ付き時計がないと今どれぐらいの距離をどれくらいのペースで走っているか分からないので困惑して気力が持続しませんでした。ストップウォッチがあると「今は無理しないペースで走って,後半取り戻そう。」とか「いいペースだから苦しいけどあきらめずに頑張って走ろう。」と精神的に踏ん張ることができます。
② ウォークマンを聞きながら走る。
音楽は偉大です。テンポのいい曲を聴きながら走るとそれだけで無理なく速く走れます。
③ 飴玉をなめながら走る。
これは礒川先生に教えて頂いたのですが,飴玉をなめていると,のどが渇くのが抑えられるのと同時に血糖が上がりエネルギーとなります。これによって楽に走れます。
④ ウインドスプリントをする。
実際に走る前に準備運動として短距離ダッシュを数回します。これをすることによって競技前に心臓が目を覚ますので,本番で心拍数が上がる時に苦しまないのです。
色々書いてきましたが,これからもあまり欲張らず,健康増進のためマイペースで走り続けたいと考えています。